金属熱処理受託加工・炎焼入れ・高周波焼入れ・プラズマ窒化

技術情報・・・高周波熱処理

2.5.5

2.5.5高周波焼入設備の取扱い

(1)高周波電源発振装置

運転は、制御盤を操作して行う。最近の設備では、ワーク搬送・設置、条件制御・確認等が自動化され、ロボットの活用が進み、省力化運転が可能で、安全面でも十分な対策が行われている。しかし、高圧電源には変わりはないので、基本的な注意事項や基本動作を遵守する必要があり、年式の古い設備ではより一層の注意や慎重な点検が必要である。

(2)焼入装置

機械部分では、精度維持のための点検や調整が必要で、電気部分では、接地(アース)や絶縁状態の確認、交換頻度の多い加熱コイルと連結リードの損傷・変形・水漏れ等の確認、冷却ジャケットの損傷・噴射孔詰まりの点検等が重要である。

(3)焼入冷却システム

水でも焼入冷却剤でも循環式でくり返し使用されることが多く、ゴミやヘドロ状の残涬等の不純物除去、油水分離が必要である。