金属熱処理受託加工・炎焼入れ・高周波焼入れ・プラズマ窒化

鉄鋼材料と熱処理条件

第7章

7.まとめ

以上述べたように、機械構造用鋼には炭素鋼と合金鋼があり、引張強さに関しては所定の硬さを得るべく熱処理を実施すればほとんど問題は生じない。しかし、衝撃値に関しては合金元素の影響が大きいため鋼種の選定が最重要である。また、質量が大きい部品の場合は、設計する際には質量効果を十分に念頭に入れ、使用する材質と強度計算におけるパラメータを決定しなければならない。JIS規格でも、強度等の数値を規格から除外する傾向にあるが、その点を懸念しているからである。

※参考文献 仁平技術士事務所 仁平宣弘著 「熱処理機械構造用鋼の選び方と熱処理特性」